無人運転で進めるパンチングパネル加工
こんにちは。
木村スチール工業株式会社です。
だんだんと暑くなってきましたね。
今回は、タレットパンチプレスを使った
パンチングパネル加工の事例をご紹介します。
パンチングパネルとは、
金属板に多数の穴を規則正しく開けた
パネルのことです。
建築、設備、機械部品、カバー、
通気部材、装飾部材など、
さまざまな用途で使われています。
今回の加工内容
今回製作するのは、
鉄板を使用したパンチングパネルです。
加工内容は以下の通りです。
・材質:鉄板
・板厚:0.8mm
・サイズ:1500×900mm
・穴径:φ5
・穴数:約15,000か所
・加工枚数:65枚
・加工後に外形加工あり
1500×900mmの板の中に、
φ5の穴を約15,000か所開けてから、
外形を加工します。
1枚あたりの想定加工時間は、
約1時間です。
65枚ありますので、
加工時間としてはかなりの量になります。
こうした大量の穴あけ加工では、
加工精度だけでなく、
段取り、材料供給、製品の積み上げまで
含めた全体の流れが重要になります。
タレパン加工とは
タレパン加工とは、
タレットパンチプレスを使って
金属板に穴あけや抜き加工を行う
板金加工の一種です。
金型を使って、
指定した位置に正確に穴を開けたり、
外形を抜いたりできます。
今回のように、
同じ穴を大量に開ける加工では、
タレパン加工が力を発揮します。
レーザー加工にも良さがありますが、
穴数が多く、条件が合う場合は、
タレパン加工の方が効率よく
進められるケースもあります。
φ5穴を約15,000か所加工します
今回のパンチングパネルは、
1枚の鉄板にφ5の穴を
約15,000か所開ける加工です。
写真のように、
細かい穴が整列しているため、
仕上がりの見た目にも精度が求められます。
穴位置がずれると、
見た目だけでなく、
製品としての機能にも影響する場合があります。
また、パンチングパネル加工では、
穴を多数開けることで
板に歪が出やすくなることがあります。
そのため、ただ順番に穴を開けるのではなく、
加工順番を工夫することが大切です。
加工の順番を上手に組むことで、
歪をできるだけ抑えながら
仕上げることができます。
本加工に入る前には、
テスト加工も行いました。
テスト加工は良好です。
現在は材料の入荷を待ち、
本格的な加工に入る準備を進めています。
マニプレーターも活躍します
今回の加工では、
マニプレーターも大きく活躍します。
マニプレーターは、
材料を自動で供給し、
加工後の製品を自動で積み上げます。
これにより、
タレットパンチプレスでの加工を
無人運転で進めることが可能になります。
1枚あたり約1時間の加工が必要な場合、
人が常に付きっきりになると、
作業効率が大きく下がってしまいます。
しかし、マニプレーターを使うことで、
材料供給から製品の積み上げまでを
自動化できます。
結果として、
長時間の加工にも対応しやすくなり、
安定した品質と効率的な生産に
つながります。
大量加工では段取りが重要です
パンチングパネル加工は、
ただ穴を開ければよいというものではありません。
特に今回のように、
穴数が多く、枚数も多い加工では、
事前の段取りがとても重要です。
・材料の入荷確認
・加工データの確認
・金型の確認
・テスト加工
・加工時間の確認
・製品の積み上げ方法
・外形加工の順番
・歪を抑える加工順番の検討
パンチングパネルは、
穴を多数開けることで
歪が出やすい加工です。
しかし、加工する順番を上手に組むことで、
歪をできるだけ出にくくすることができます。
こうした準備をしっかり行うことで、
本加工をスムーズに進めることができます。
木村スチール工業では、
加工前の確認を大切にしながら、
安定した品質で納品できるよう
準備を進めています。
タレパン加工だけのご依頼も承ります
木村スチール工業では、
製品の一式製作だけでなく、
タレパン加工のみのご依頼も承っています。
たとえば、次のようなご相談に対応できます。
・鉄板に多数の穴を開けたい
・パンチングパネルを製作したい
・薄板の穴あけ加工を依頼したい
・外形加工までお願いしたい
・支給材で加工してほしい
・量産加工を相談したい
・タレパン加工だけを外注したい
・歪を抑えて加工したい
図面がある場合はもちろん、
「このような加工はできますか?」
という段階でもご相談ください。
機密保持の関係で、
詳しい製品内容をご紹介できない案件も
多くあります。
それでも、現場では日々、
さまざまな板金加工に対応しています。
パンチングパネル加工でお困りの方へ
パンチングパネルは、
穴径、穴ピッチ、板厚、材質、サイズにより、
加工方法や加工時間が変わります。
特に穴数が多い場合は、
加工設備や段取りによって
仕上がりや納期に差が出ます。
また、薄板に多数の穴を開ける加工では、
歪への配慮も重要です。
木村スチール工業では、
タレットパンチプレスを使った
パンチングパネル加工に対応しています。
さらに、加工順番を工夫することで、
歪をできるだけ抑えた加工を心がけています。
マニプレーターによる
材料の自動供給、製品の自動積み上げにより、
無人運転での加工も可能です。
大量穴あけ加工、薄板加工、
パンチングパネル製作でお困りの際は、
ぜひご相談ください。
神奈川県大和市で板金加工をご検討の方へ
木村スチール工業株式会社は、
神奈川県大和市を拠点に、
各種板金加工に対応しています。
タレパン加工、穴あけ加工、
薄板板金加工、外形加工、
各種金属加工のご相談を承ります。
「加工だけお願いしたい」
「短納期で相談したい」
「量産前にテスト加工したい」
「パンチングパネルを作りたい」
「歪を抑えて加工したい」
このようなご相談も歓迎です。
お問い合わせ
パンチングパネル加工、
タレパン加工、薄板板金加工のご相談は、
木村スチール工業株式会社まで
お気軽にお問い合わせください。
木村スチール工業株式会社
〒242-0012
神奈川県大和市深見東3-1-34
TEL:046-264-2088
FAX:046-263-0072


